ウィンオシとも読めるな。多分違うだろうけど。
『WinOSi』は、光線のシミュレーションを正確に行ってくれるレンダラだそうです。シェアではMaxwellがありますが、こちらはオープンソースのフリーです。
このソフトもご多分に漏れずファイル形式が独特なので結構面倒なのですが、WinOSi用にファイルを吐き出してくれる『VModel』というのが同サイトにあるので今回はそちらも利用してメタセコから持っていく方法を紹介します。
(色々調べたがわからない、しかし、どうしても使いたいという方はお試し下さい)
・メタセコでモデルを作る
・ライトウェーブ形式(lwo)で保存(左右を反転にチェック入れないと逆になります)
・VModelのImportからlwoファイルを読み込み
・VModelでカメラを設定
・VMDで保存
これでようやくVMDファイルが作れたのですが、これではまだWinOSiに持っていっても「ライトが無いよ」と言われてレンダリング出来ません。
そこで、作ったVMDファイルをテキストで開いてここからは自分でマテリアルの設定を書きます。
ライトの設定などはサンプルを参考にしてEmissonを定義する等して色々弄ります。
他のマテリアルの部分も全て色設定しかされていないので材質を設定する場合は自前で屈折率なりを書きます。
テクスチャもこの時あわせて書きます。これもサンプルにあるので参考に。
以上でレンダリング出来る準備が出来ました。気になる場合は一度VModelで確かめる事も出来ます。
後はWinOSiでレンダリングするのですが、どうもうちの環境では暫くレンダしてると勝手に落ちてしまうのであまり綺麗になりませんでした。(原因不明)
こんな感じでメタセコからWinOSiに持っていけるのですが、VModelにobjファイルで持っていくと異常終了したり上手く読み込んでくれず、dxfだと読み込めはするのですがマテリアル設定が無くなってしまうので、今のところライトウェーブ形式がよい感じがします。
光線のシミュレーションが正確らしいので色々試してみると面白そうです。途中で落ちなければ一番いいんですけど。
『WinOSi』の配布元はこちら↓
http://www.winosi.onlinehome.de/