Archive for the ‘フリーウェア’ Category

ウッドワークショップ

土曜日, 5月 16th, 2009

テクスチャを自動生成。

『Wood Workshop』は、高品質な木目のテクスチャを作成するソフトです。
あらかじめプリセットがいくつか用意されており、大別すると「Uncut Wood(1枚板)」、「Wood Boards(板材)」、「Wood Patterns(ウッドタイル)」があり、それぞれにサンプルがいくつかあるので適当に選びます。
選んだ奴をそのまま使っても良いですが、それらを更に弄る事でオリジナルのテクスチャを作ることも出来ます。
それぞれパラメータが細かくあるので簡単に紹介します。
○Rings[年輪テクスチャ(左の赤黒のテクスチャ)の設定]
・Scale:年輪テクスチャの大きさ
・Seed:生成される年輪テクスチャの乱数の種
・Compression:年輪テクスチャを縦に圧縮した感じにする
・Density:年輪の数
・Imegulanity:年輪テクスチャを縦方向に指ツールで伸ばした感じにする(説明し難い)
・Blend:年輪テクスチャにぼかしをかける
・Agitate:年輪テクスチャにBlurをかける
・Knot Strength:年輪テクスチャにリボン状の波紋のフィルタをかける
・Knot Density:Knot Strengthの密度を変えるっぽいが効果は未知数
○Colors & Grooves[ベースの色や下地の模様(溝)の設定]
・Color1,2:ベースの色の設定
・Groove Depth:エンボス?フィルタをかける
・Ring Frequensy:年輪の数を「Full」、「Half」、「Quarter」から選択
・RingPhase:値を増やすと年輪が内側に移動する(説明し難い)
・Ring Slant:年輪テクスチャにシャープがかかる感じになる
・Ring Bias:バーを左に動かすとColor1、右だとColor2の使用率が高くなる
・Ring Definition:年輪テクスチャの強さ。値を大きくすると模様がハッキリする
・Fade Areas:雲模様みたいなのの合成具合
・Dissolve:年輪テクスチャの合成具合
○Effects[テクスチャにかけるシェーダの設定]
シェーダは3つまで重ねる事が出来(Shade Effect1~3)、Weather Effectで下地の模様を設定出来ます
・Effect Amount:シェーダ用テクスチャの合成具合
・Select Rings:シェーダ用テクスチャに年輪テクスチャを適用させる。パラメータは上記のRingsと同じ
○Boards[タイルパターン等を適用したい時に使う。on、offで適用の有無を設定可能]
・Select Pattern: 適用するタイルパターンを設定
・Distort:タイルパターンを歪ませる
・Mortar Width:タイルの継ぎ目の広さ
・Color Blocks:Variation Amountで指定した色をベースにパターンの色を増やしてくれる
Constant Amountで指定した色の強さを決める
・Bevel:ベベルフィルタ
・Shade Edges:タイルパターンのエッジを出してくれる
・Mortar Material:タイルパターンのベースの色設定
これらパラメータを設定したら、Renderでタイルを作成します。画像の大きさも設定出来るので欲しい解像度を設定します。
生成された画像はjpg,png,bmp,tiffで出力可能です。
サンプルに作った画像は、床、壁、ソファのテクスチャが本ソフトで作成したものを適用しています。かなり細かく設定出来るのでお勧めです。
詳細データはこちら↓
【ソフト名】Wood WorkShop
【作者名】Spiral Graphics Inc.
【価格】フリー
【ファイルサイズ】4,648,960 Bytes
【インストーラ】有
【対応OS】Windows
【配布先】http://www.spiralgraphics.biz
【備考】

フォトグラフパズルメーカー

木曜日, 4月 2nd, 2009

昔キネティックコネクションというゲームがあってだな……。
パズルはこちら
『Photograph Puzzle Maker』は、アップロードした画像をFLASHのパズルに変換してくれるブラウザサービスです。
使い方は簡単。
パズルにしたい画像を選択し、画面中央のパズルのピースのどれかをクリックすればO.K.。
クリックするピースの大きさが、そのままパズルのピースの大きさになります。
完成するとFLASHのパズルが表示され、更にソースも表示されるので自分のサイトにFLASHパズルを設置する事が可能です。
ただし、自サイトに設置すると読み込みが遅く、動作もカクついて重たいです(向こうのサーバからファイルをDLしてるせい?)。
実際のパズルは、合わさるピース同士を大体の距離に近づけると自動的にくっつき、シームレスになるのでパズル自体はストレス無く遊べます。
今回作成したパズルは一番小さいピースでかつ変化に乏しい海の写真です。暇人はどうぞ。
キネティックコネクションのように動画のパズルを作る事は出来ませんが、簡単にパズルが作れるので面白いです。
ちなみにキネティックコネクションとは昔、ソニーがMSX(以下略)
詳細データはこちら↓
【サイト名】Photograph Puzzle Maker
【作者名】flash-gear.com
【サイトURL】http://www.flash-gear.com/
【備考】右の「puzzle」を選び、中央のFLASHに表示される「countinue」ボタンを押すと該当ページに移動します。

メイクヒューマン

日曜日, 3月 29th, 2009

フリーのPoserみたいな。
『Makehuman』は、オープンソースの人体モデリング生成ツールです。
感覚的には「オブリビオン」というゲームのキャラメイクに近い感じです。
体の部位毎に事細かに調整出来、全てを弄るのは結構大変ですが、大まかに体の大きさや筋肉の付き具合を弄るだけでも色々遊べます。
大まかに弄れる部分は以下の通りです。
調整は、X-Y座標上の点を移動させる事で行うことが出来ます。
・AGE/SEX
上に行く程「男性的」、右に行く程「年寄り」(肉が垂れてくる)
・BODY MASS
上に行く程「筋肉質」、右に行く程「太ってくる」
・BREAST
上に行く程「胸が丸くなる」、右に行く程「胸が大きくなる」
・BODY SHAPE
上に行く程「身長が高くなる」、右に行く程「腹や尻が出る」(引き締まり度?)
上記はあくまでも体全体のパラメータであり、他のパーツ(指一本まで)は個別に調整する事が出来ます。
加えて、ボーンが入っているので自分でポーズをつける事が出来、それをobj形式で出力する事も可能です。
Makehuman上でレンダリングする事も可能ですが、レンダリングには「Aqsis」、「Pixie」、「Povray」が必要になります。
今回はobjで出力し、メタセコに持ってきてWarabiでレンダリングしました。
オープンソースでここまで弄れるソフトも珍しいのでお勧め。しかし、若干動作がモタつくのはこれからの改善点か。
詳細データはこちら↓
【ソフト名】Makehuman
【作者名】MHteam
【価格】フリー
【ファイルサイズ】30,017,194 Bytes
【インストーラ】有
【対応OS】Windows、Mac、Linux
【配布先】http://www.makehuman.org/
【備考】