フリーのPoserみたいな。
感覚的には「オブリビオン」というゲームのキャラメイクに近い感じです。
体の部位毎に事細かに調整出来、全てを弄るのは結構大変ですが、大まかに体の大きさや筋肉の付き具合を弄るだけでも色々遊べます。
大まかに弄れる部分は以下の通りです。
調整は、X-Y座標上の点を移動させる事で行うことが出来ます。
・AGE/SEX
上に行く程「男性的」、右に行く程「年寄り」(肉が垂れてくる)
・BODY MASS
上に行く程「筋肉質」、右に行く程「太ってくる」
・BREAST
上に行く程「胸が丸くなる」、右に行く程「胸が大きくなる」
・BODY SHAPE
上に行く程「身長が高くなる」、右に行く程「腹や尻が出る」(引き締まり度?)
上記はあくまでも体全体のパラメータであり、他のパーツ(指一本まで)は個別に調整する事が出来ます。
加えて、ボーンが入っているので自分でポーズをつける事が出来、それをobj形式で出力する事も可能です。
Makehuman上でレンダリングする事も可能ですが、レンダリングには「Aqsis」、「Pixie」、「Povray」が必要になります。
今回はobjで出力し、メタセコに持ってきてWarabiでレンダリングしました。
オープンソースでここまで弄れるソフトも珍しいのでお勧め。しかし、若干動作がモタつくのはこれからの改善点か。
詳細データはこちら↓
【ソフト名】Makehuman
【作者名】MHteam
【価格】フリー
【ファイルサイズ】30,017,194 Bytes
【インストーラ】有
【対応OS】Windows、Mac、Linux
【配布先】http://www.makehuman.org/
【備考】
Archive for the ‘3D’ Category
メイクヒューマン
日曜日, 3月 29th, 2009アイビージェネレータ
月曜日, 1月 12th, 2009連続3Dもの。
『An Ivy Generator』は、手軽に草木のモデルデータを生成するツールです。
対応形式はobjのみで、全てポリゴンを三角形にしておかないと正しく読み込めないのであらかじめ設定しておきます。
ツールに読ませると、モデルが表示されるので、好きなところでダブルクリックすると緑の印が付きます。
これが草の生える一番の根元になります。「grow」ボタンで蔓が延び始めます。
右の各パラメータを調整する事で生え具合を調整出来ます。
パラメータの詳しい内容はこちらのRay氏のサイトで詳しく翻訳されています。
ある程度蔓を伸ばしたら、右下の「birth」ボタンを押すと葉が生えます。
保存形式もobjになるのですが、保存されるデータは草木のモデルデータのみなので、別途モデリングソフトで合わせる必要があります。
テクスチャも初めから葉2種類と蔓が設定されているので、サンプルのものを使うだけでも綺麗なのが作れます。
しかし、メタセコの場合、透過用テクスチャの白黒が逆なので、反転させてから使用しないと切り抜けませんので注意が必要です。
調子に乗って生やし過ぎるとポリゴン数が莫大な数になるので程ほどにしましょう。
簡単に綺麗な草木が生成されるのでお勧めです。
詳細データはこちら↓
【ソフト名】An Ivy Generator
【作者名】Thomas Luft
【価格】フリー
【ファイルサイズ】4,368,153 Bytes
【インストーラ】無
【対応OS】Win,Mac,Linux
【配布先】http://graphics.uni-konstanz.de/~luft/ivy_generator/
【備考】
スイシデーター
日曜日, 1月 11th, 2009スクリプトの紹介は初。
『Suicidator City Engine』は自動で街を生成するBlenderのスクリプトです。
作成はpiiichan氏ですが、それから派生したスクリプトが多数出ており、その中でも今回はlittleneo氏が作成した派生スクリプトを使用しました。
なのでこの記事ではlittleneo氏のdev.3の使い方についてわかる範囲で簡単に説明します。
○Mainタブ
・Scale:たぶん全体の大きさ
・Replay:同じ乱数が使用される。
・Seed:乱数の種
・Buildings:建物(箱)が生成される
-Read Ground props:不明(Groundタブの設定を反映する?)
・Ground:床が生成される
-Read Building props:不明(Buildingタブの設定を反映する?)
○Buildingsタブ
・Floor Height:建物の高さ。
・Floors:建物の階数ぽい。上げるとビルも高くなる。
・Width:建物の幅
・Location:不明
・Density:密度。M/pxは値を大きくするとスカスカになる。B/pxは不明。
・align Variations:パターン配置らしいが効果は未知数。
・Input Map:配置パターン用画像を使って整列させる?
・Make detailed buildings:建物が箱から詳細な建造物ぽいものに変わる。
○Groundタブ
・as Tiles:床がグリッド状になります。
・City Map:道路画像を読み込み、道路に建物が建たないように配置されます。
・Sidewalks:歩道が追加される(建物の周りにちょっと道っぽいのが追加されます)。
正直機能があり過ぎてどう使っていいやらといった感じですが、適当に数値を弄るだけでもそれっぽいのができるのでお勧め。
「Level Of Details」にチェックを入れるとビルの形状を箱からそれっぽい形にしてくれますが、すごい処理に時間がかかるので注意。
最後にBlenderスクリプトの使い方ですが、
1.Blenderを起動したら「F1」を押してファイルを開くモードにします。
2.ダウンロードしたスクリプトファイル(*.blend)を選択すると、色々ウィンドウが開きます。
3.右端のスクリプトが書かれたウィンドウで右クリックから「Execute Script」を選択。
4.GUIが起動しますので後は適当に弄って「Create city」ボタンで生成です。
ちなみにこのスクリプトはBlender2.4.8で無いと動きません。今回はLinux版のBlenderで試しましたがWindowsでも起動するでしょう。
詳細データはこちら↓
【ソフト名】Suicidator City Engine
【作者名】piiichan,littleneo他
【価格】フリー
【ファイルサイズ】565,228 Bytes(littleneo氏作成のスクリプト)
【インストーラ】無
【対応OS】Win,Linux,Mac
【配布先】http://blenderartists.org/forum/showthread.php?t=140415
【備考】Blenderがインストールされている事が条件です。