Archive for the ‘3D’ Category

ビードロ

水曜日, 8月 22nd, 2007

レンダラものです。

『vidro』はモンテカルロレイトレーシングをベースにしたフリーのグローバルイルミネーションレンダラです、との事。
使える形式がOBJ, MQO, DXFの3つですがOBJの使用を推奨しているので今回はそちらを使用しました。
一応MQOも単体で読めるのですが、そうすると自動的にシーンのデフォルトの値を使ってレンダリングされてなんとも味気ないので、少し難しいですがシーンファイルを自分で書いて作ると色々出来て面白いです。
おそらく、このソフトの他に無い一番の機能は、空間の管理でしょう。
作者サイトのサンプルを見ていただければわかりますが、オブジェクトの中に別の空間を作ったりといった事が可能でどこでもドア(サンプル参照)の様なのが出来たりと中々すごいのですが難しくて今回はそこまでは至らず……。
シーンファイルの形式はヘルプを見たり、サンプルを改造したりして作るしかないのですが、一回のレンダにそこそこ時間がかかるのでちょっと変えて様子を見て、また変えてといった事をするとえらく時間がかかってしまいます。
試行錯誤しながら二日程弄ってようやく書き方がわかってきたかなと思ったので今回紹介してみましたが、それでもまだ簡単な事しか出来ていません。
毎度の事ですが、3D関係は知ったかぶって適当な事を言うとボロが出るのでこんなのがあるよ程度に留めていますので、私の適当な画像で興味を持たれた方は今すぐ作者のサイトへゴーです。(当たり前ですが作者のサンプルは綺麗です)
『vidro』の配布元はこちら↓
http://www.vidro-project.com/

3Dボックスショットメーカ

金曜日, 8月 3rd, 2007

一応3Dに分類はしましたが、その他が良かったか。

『3D Box Shot Maker』は立方体に画像を貼り付けるソフトです。以上。
ぶっちゃけると、これと同じです。
むしろ機能が少ない分劣化してます。
一応使い方ですが、側面と正面に貼る画像を指定します。(最初にダイアログが出て画像を貼れと促してきてウザイ)
後は、側面や正面の幅の調整や、床への反射の距離等が指定できます。
無意味なパース付けも出来ます。
一応設定を保存できるようですが、背景の画像も白一色だけなので特別使う機能でもないでしょう。
相変わらずこういうソフトは業者が使っているのか疑問ですが、需要があるんでしょう。海の向こうでは。
『3D Box Shot Maker』の配布元はこちら↓
http://www.bosseye.com/

GR

月曜日, 6月 25th, 2007

3Dモノ再開。

『GR』は、表面テクスチャとバンプテクスチャから3Dモデルを作るソフトです。
バンプテクスチャとは色の濃度で高さを表した画像の事で、グレースケールの画像では色が白いほど高さがある事を表します。
地図なんかでは良く見ますね。山の高さやらなんやらを表す奴として。
そのバンプテクスチャから高さ情報を習得し、立体化、表面にテクスチャを張ってくれるのが本ソフトです。
使い方は簡単です。表面テクスチャとバンプテクスチャを読み込むだけ。テクスチャの用意が少々面倒なので、今回はサンプルを使用しましたが、保存の際にDXFで吐き出せるのでソレをメタセコに持っていき、大好きなパルテノンでレンダラしたのが右側、本ソフト側でレンダしたのが左側になります。
吐き出されたポリゴンは細かすぎてあんまりでっかいのだと激重ですが、綺麗なモデルが作れるのでお勧め。衛星画像とバンプテクスチャを合わせた使い方もできる様なので是非。
『GR』の配布元はこちら↓
http://www.clockroom.net