エイリアンラボ

1月 15th, 2009

エイリアン研究所。

『Alien Lab』は、見た目はグロいが結構すごいフラクタルソフトです。
作者のサイトが既に閉鎖しているようなので、詳しい使い方はわかりませんが、良くあるフラクタルソフトのように面倒な数式等はこのソフトには一切登場しません。
変わりに「Garaxy」、「Solar system」等の単語に置き換わっており、これら謎の変数を適当に弄る事でフラクタルの形が色々と変わります。
これだけならただ変数名をわかりやすい言葉に置き換えただけですが、描画方法も一味違います。
平面上に表示するものの他に、斜めから描画したり、3次元に描画させたりとひとつの設定で計32種類の描画方法を試す事が出来ます。
簡単なヘルプは「Help」から参照出来ますが、それぞれのタブの内容をざっくり紹介。
○Edit:表示中のフラクタル画像をクリップボードにコピーしたり、なぜかクリップボード上の画像を貼り付けたり出来ます。
○Options:フラクタルの表示方法や、サイズ、画質の設定。
○Colours:フラクタルの色を設定。
○Origin:各種謎のパラメータ設定。
○Shape:表示方法設定。描画するフラクタルの角度も弄れます。
○Clear:表示中のフラクタルを消去。
○Create:フラクタルを描画。
○Stop:描画を中止。サイズを適当にでかくした時に使いたくなる。
○Help:簡単な説明(英語)が見れます。
アイコンがキモイですが、一味違ったフラクタルソフトです。
詳細データはこちら↓
【ソフト名】Alien Lab
【作者名】Stefaan Vermuyten
【価格】フリー
【ファイルサイズ】741,376 Bytes
【インストーラ】無
【対応OS】Windows
【配布先】http://www.nahee.com/Software/AlienLab.zip
【備考】上記配布先は作者サイトではありません。

イメージコンプレッション

1月 14th, 2009

画像処理系のソフトを紹介。

『ImageCompletion』は、画像の任意の部分を補完し、修復するソフトです。
なんの事やらですが、簡単に言うと、画像中の任意にマスクした部分を、マスクされた周辺の色情報からマスクの部分の色を補完して取り除くソフトです。写真に写った憎いアンチクショーの姿をマスクしてこのソフトを使えば違和感無くいなかった事になります(限界はありますが……)。
使い方は、まず、画像中に消したい部分を単一色(わかりやすいように(255,0,0)とか)で塗りつぶします。
次に、本ソフトを起動し、左の「Masked Image」に先ほどマスクした画像を読み込みます。
「Parameters」の一番下の「Mask Color」でマスクするのに使用した色(255,0,0)を選択します。
ここで選択した色が補完され、修復されます。
他のパラメータは基本的にデフォルトでO.K.
「FixHole!」で補間を開始します。
ちなみに処理はすごく遅いので気長に待ちます。
終了すると、参考に作成した画像の右側のように、周りの色と都合付けながら違和感の無いように無かった事にしてくれます(画像中の「氷結」の文字が消えてる)。
ちなみにパラメータの意味ですが、
・Number Of Levels:解像度レベルを設定。1が元画像の解像度。(値が大きい程計算量が多くなるぽい)
・Neighborhood Radius:参考にする近傍ピクセルの数。1で9px、2で25px、3で49px。
・Number Of Rounds:多分、どの解像度レベルまで補間を行うか(1が元画像の解像度)。
本来は写真に付いた傷等を修復する為に使うようですが、うまくやればと綺麗に除去する事も可能なのでお試しあれ。
詳細データはこちら↓
【ソフト名】ImageCompletion
【作者名】Michal Zmiri-Yaniv,Moshe Ofry,Ami Bruker,Tal Hassner
【価格】フリー
【ファイルサイズ】1,351,579 Bytes
【インストーラ】有
【対応OS】Windows
【配布先】http://www2.mta.ac.il/~tal/ImageCompletion/
【備考】.NET Frameworkが必要

アイビージェネレータ

1月 12th, 2009

連続3Dもの。

『An Ivy Generator』は、手軽に草木のモデルデータを生成するツールです。
対応形式はobjのみで、全てポリゴンを三角形にしておかないと正しく読み込めないのであらかじめ設定しておきます。
ツールに読ませると、モデルが表示されるので、好きなところでダブルクリックすると緑の印が付きます。
これが草の生える一番の根元になります。「grow」ボタンで蔓が延び始めます。
右の各パラメータを調整する事で生え具合を調整出来ます。
パラメータの詳しい内容はこちらのRay氏のサイトで詳しく翻訳されています。
ある程度蔓を伸ばしたら、右下の「birth」ボタンを押すと葉が生えます。
保存形式もobjになるのですが、保存されるデータは草木のモデルデータのみなので、別途モデリングソフトで合わせる必要があります。
テクスチャも初めから葉2種類と蔓が設定されているので、サンプルのものを使うだけでも綺麗なのが作れます。
しかし、メタセコの場合、透過用テクスチャの白黒が逆なので、反転させてから使用しないと切り抜けませんので注意が必要です。
調子に乗って生やし過ぎるとポリゴン数が莫大な数になるので程ほどにしましょう。
簡単に綺麗な草木が生成されるのでお勧めです。
詳細データはこちら↓
【ソフト名】An Ivy Generator
【作者名】Thomas Luft
【価格】フリー
【ファイルサイズ】4,368,153 Bytes
【インストーラ】無
【対応OS】Win,Mac,Linux
【配布先】http://graphics.uni-konstanz.de/~luft/ivy_generator/
【備考】