拡大・縮小ソフトあれこれ(拡大前編)

3月 21st, 2008

久しぶりの比較ネタ。内容もネタなので参考程度に。
あまりにもでかい比較画像(2.25Mb)
今回の比較ソフトは、『拡大、縮小ソフト』です。
全4回を予定していますが、拡大前編の今回は、写真の拡大を比較します。
写真と言っても、元画像は3Dのレンダリング結果なので写真なのかどうなのか怪しいですが……。
ちなみに、あげた画像の元は6Mbもあって流石に無理だったので256色に減色してますので若干差異は生じてますが、ご了承ください。
さて、今回使用したソフトは次の7つです。
簡単な説明と共に紹介。
『Bitmap Resizer』 高額なハイエンドグラフィックアプリケーションだけに搭載されていた補間型任意倍率の拡大縮尺機能を搭載
『画像拡縮』 独自アルゴリズムによる画像縮小(バイリニア補間ベースの画像拡大)
『藤 -Resizer-』 3-lobed Lanczos-windowed sinc 補間法で拡大・縮小
『SmaHey』 初めは縮小専用。現在は拡大にも対応
『Photo Zoom Pro』 海外シェアウェアソフト。19,500円で、体験版はウォータマーク
『Mugen Viewer』 ロゴ、イラスト系のビットマップ画像を、独自のアルゴリズムで、無限に拡大
『CGえふぇくたおにぎり』 こちらを参照
なぜ元画像が拡大画像と同じなんだというツッコミに対してですが、元画像は256色に減色した奴をそのままピクセルをデカくしたものです。
なのでアンチエイリアスの為のピクセルもそのままでかくなってます。
この中でも今回注目するのは『Mugen Viewer』です。
このソフトは、Javaを利用したネットからのインストールなので少し戸惑いますが、作者のサイトのとおりにすれば(ただクリックすれば)大丈夫です。
ロゴやイラスト系に強いので3Dのレンダラ画像だと若干不利ですがその理由は画像を見ていただくとお分かりかと。
そんなわけで寸評ですが、画像を見ていただくとわかる通り、『Mugen Viewer』はノペッとした感じになっています。
『Photo Zoom Pro』も似た感じになってますが、『Mugen Viewer』よりは控えめでいい感じ拡大されてるかと思います。
『CGえふぇくたおにぎり』は、「Mitchel」で拡大したので少しソフト(ボケた)な感じになりました。
『藤 -Resizer-』は、少しエッジが強く出ているのが見受けられます。
『Bitmap Resizer』『SmaHey』『SmaHey』は大体一緒な結果に感じられます。
ほとんど感覚での評価でまったく当てにならないので、実際に画像を見てご判断ください。
最後に使用したソフトの設定を紹介します。
『Bitmap Resizer』 「補間を行う」「輪郭補正をする」にチェック
『画像拡縮』 デフォルト
『藤 -Resizer-』 デフォルト
『SmaHey』 デフォルト
『Photo Zoom Pro』 サイズ変更方式に「S-Spline XL」
『Mugen Viewer』 デフォルト
『CGえふぇくたおにぎり』 アルゴリズムに「Mitchell」
拡大後編では、イラストを比較したいと思うので拡大の最終結果はそちらで。
『Bitmap Resizer』の配布元はこちら(vector)↓
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se105658.html
『画像拡縮』の配布元はこちら(vector)↓
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se131666.html
『藤 -Resizer-』の配布元はこちら↓
http://hp.vector.co.jp/authors/VA015850/
『SmaHey』の配布元はこちら↓
http://www.uranus.dti.ne.jp/~y-akita/
『Photo Zoom Pro』の配布元はこちら↓
http://www.benvista.com/main/content/content.php
『Mugen Viewer』の配布元はこちら↓
http://www.noids.net/mugen/
『CGえふぇくたおにぎり』の配布元はこちら↓
http://maglog.jp/moonwing/

短冊

3月 15th, 2008

いろいろありますが、ピックアップして紹介。

『tanzaku.org』は、短冊形のキャンバスにブラウザ上で絵が描ける画像掲示板です。
色々種類があるので簡単に紹介。
「mono」:モノクロモード
「dot」:ペン先が矩形になっており、ドット絵ぽく描けます
「scratch」:キャンバスに線を引くと、虹色の上に塗った黒を削るように下地の色が出てきます
「diary」:左に絵、右に文章が書ける線があらかじめ引いてあります
「mirror」:投稿すると画像が反転します(多分……)
「color」:カラーモード
「hitofude」:ペンを一度放すとそれ以上絵が描けません
「test」:テストに
今回使用したのはスクラッチでしたが、お手軽にかけるので面白いです。
ちなみに、「your signature」は自分のはんこが作れます。
先にこいつではんこを作ると、短冊に絵を書いたとき、はんこを右下に入れることができます。
(画像にも右下に見難いですが作ったはんこが見えるかと)
はんこも適当に枠を描けばそれっぽくなるのが素敵です。
過去ログの番号をクリックするとその画像をコピーして改変出来たりもするので色々面白い機能が沢山です。
『tanzaku.org』のサイトはこちら↓
http://www.tanzaku.org/
作者のサイトはこちら↓
http://www.nattou.org/

うさぎさん

3月 7th, 2008

お絵描きソフトもまだまだ沢山あるんでどんどん紹介。

『うさぎさん』は、シンプルなお絵描きソフトです。
特徴としては、線穴補正があげられます。
これは、線画から1ピクセルの穴を見つけ補正しますとのこと。
適当に線画を描くと、どうしても隙間は出来てしまう方もいると思いますが、そんな場合にこの機能を使う事で埋める事が出来ます。
(あんまりでかい隙間は無理ですが……)
他にも、パレット上で色を混ぜたり、水彩があったりと中々多機能です。
もうひとつの特徴としては、線画を境界線にしてペンをマスクがあります。
これは、レイヤーの状態を線マスクにした場合、その下のレイヤーでは色が塗られないので、気にせず塗れます。
他にも面マスク等、マスク処理が充実しているので色塗りには大変便利です。
(私は色塗りをあんまりしないので有り難味は微妙ですが……)
Susieプラグインにも対応している為、標準のBMP以外の入出力も可能です。
ウィンドウを最大化にして描くと、若干カクカクするので標準の大きさのがいいかもしれません。
ただし、少し大きくしないとパレットが表示されないのでその辺りは個々の環境に合わせてどうぞ。
『うさぎさん』の配布元はこちら↓
http://www.icnet.ne.jp/~usapi/