インディゴ

11月 8th, 2007

久々のレンダラ。

『indigo』はフリーのレンダラで、MLT(メトロポリス光輸送)という方法が使用されてるそうな。
詳しい理屈については専門のサイトに譲るとして、今回もメタセコから持っていく方法を紹介します。
実は、メタセコからindigoに直接持っていく方法がない為、以前紹介した『Google Sketch Up』(以下GSU)というモデラーを使用します。
公式サイトにはGSU用のエクスポータが配布してあるのでそちらも合わせて使用します。
メタセコからGSUにもってくるには3D MAXの3ds形式からしか持ってこれないのでそちらに変換しておきます。
そして、GSUでそのモデルを読み込めば、エクスポータによってindigoでレンダリング出来る項目が出来ているのでそいつをクリックでおk。
ちなみに、indigoのパスやファイル名に日本語が入っていると上手く動作しないので、ユーザー名が日本語の方はルートディレクトリ辺りに入れるのが無難です。
画像の保存が無いように思われますが、indigoのフォルダ内のrendersというフォルダに毎回サンプル数が上がるたびに画像が上書き保存されているので保存できないよと嘆く無かれ。(まぁ、左下のログに書いてありますが……)
レンダリング速度はお世辞にも早いとは言えませんが中々綺麗なのでお勧め。
GSUと合わせて使えば簡単。というか、indigo単体では使えない気が……。
MAXやMAYA用のエクスポータもあるので持ってる方はそちらからでもおk。
『indigo』の配布元はこちら↓
http://www.indigorenderer.com/joomla/

アートフォー

11月 5th, 2007

あんまり古いソフトを紹介するのもどうかと……。

『ART/fw』はMS-Windowsで動作するフルカラーグラフィックツールです。
まぁ、Win3.1の頃のソフトの様なのでネタとして紹介します。読み方は『アートフォー』です。
機能としてはとりあえずマスクやらブラシやらと一通りの事は出来ます。
画像にも書いてありますが、フリーのペイントツールだとよくある、「ペンツールで線を引くと点々になる」現象がこのソフトでも起こります。
主にとりあえず作ってみました的なソフトによくあるのですが、このソフトは古いからという事にしておいて今回はその辺りについてはいじらない事にします。
んで、使っていてちょっと便利だと思ったのが消しゴムツールです。こいつはサイズを初めに矩形ツールで決めると、その大きさで消す事が出来ます。最近のペン形状は、ペンツールと兼用になっていたりするのでちょっと大きめに消したい時には一々でかいサイズに変えてから消したりと面倒でしたが、この仕様だとその辺りのわずらわしさが幾分解消されて素敵です。
ただ一点、注意としてアンドゥを使用する場合、初めにバッファを設定してから出ないと使えません。しかも、このバッファを設定した時点のキャンバスの絵にアンドゥで戻す仕様なので最近のように一手ずつ戻す仕様ではないので注意です。
作者(というか会社)のサイトにこのソフトはないようなのでベクターのURLも貼っておきます。
ちなみにこの作者のサイト「市川ソフトラボラトリー」はデイジーコラージュを作ってるところのようですので合わせてそちらもどうぞ。
『ART/fw』の配布元はこちら(Vector)↓
http://www.vector.co.jp/soft/win31/art/se011160.html
作者のサイトはこちら↓
http://www.isl.co.jp/

ヴィジョンオブカオス

10月 29th, 2007

まさにカオス。

『Vision Of Chaos』はフラクタルを作るソフトですが、フラクタル自体はおまけで実際はシミュレーションソフトです。
29.95オーストラリアドル(約3122円)で画像、動画保存、印刷が出来ます。
今回も画像はアレしてるのでクレジットが入ってます。
内容を説明したいのですが、色々ありすぎて全部は試していないので、どんなモードがあるかの説明をします。
タグのModeから選べる奴の簡単な説明です。
・Attractor[アトラクタ]:
非線形力学システムにおいて過渡状態を経た後に定常的に観察される状態の事。(意味不明)
・Cellular automata[セルオートマトン]:
子状のセルと単純な規則からなる、離散的計算モデルの事。ライフゲームとかの奴。
・Diffusion-Limited Aggregation[拡散律則凝集体]:
樹氷ぽい形を作る。見ればわかる。多分。
・Flocking[群れ]:
Boidとかのシミュレーション。
・Fractals[フラクタル]:
一応メインという事で。ジュリア、マンデルブローとか基本的なのは揃ってる。
・Genetics[遺伝学]:
やってる事は多分GA。
・Gravity[重力]:
何をシミュレートしてるのか不明。多分重力。
・Iteration/Recursion[繰り返し/再帰]:
ある規則に従って繰り返す事で模様を作成。
・Music[音楽]:
多分フラクタルを利用してメロディを作ってるんだと思う。カオスなメロディを奏でる。
・Reaction-Diffusion[反応拡散]:
化学物質の反応と拡散のシミュレーション?(一番意味不明)
・Simulations[シミュレーション]:
一応上記以外のシミュレーションとしておく。
とりあえず適当ではありますが、簡単な説明をしました。
少しでも何か引っかかるものがあれば使用してみましょう。というかこれ以上詳しい説明は無理です。難しすぎて……。
適当に弄ってるだけでも十分面白いです。理屈はわからなくても模様は綺麗。
『Vision Of Chaos』の配布元はこちら↓
http://softology.com.au/