スパイラライザ

9月 11th, 2007

グルグル回る。

『Spiralizer』は巻貝のモデルを作るソフトです。
立ち上げるとソフトのGUI以外表示されなくなりますが焦らず。
使い方は感覚でいけますが、外巻きや内巻きの大きさ等、文字をドラッグすると値が大きくなったりして左下の図が変わります。
意味が良くわからないのですが、左上の数値入力が出来るところに値を入れると形が色々変わります。
何を示しているのかわかりませんが(巻き数?)、小数点も使えるので色々弄るといいですが、あまり値を大きくすると巻き数が多くなっていってなんだかわからなくなります。
保存はdxfで吐き出せますが、そのままではメタセコでは使えないので『wcvt2pov』というソフトでobj等でコンバートすると使えます。
色々弄る事で巻貝以外の形も作れるので面白いです。やりすぎると画像のようにスカスカになるので注意。
『Spiralizer』の配布元はこちら↓
http://www.armanisoft.ch/webdesign/
『wcvt2pov』はこちら(一番下のファイル)↓
ftp://ftp.carnet.hr/pub/misc/VRML/utilities/converters/

リキッドリサイズ

9月 6th, 2007

詳しくは理解してませんが紹介。

『Liquid Resize』は、アスペクト比やレイアウトを変えずにサイズを変更出来るソフトです。
イマイチ、この説明だけでは良くわからないのと思うので、比較として単に幅を半分に縮小(CGえふぇくたおにぎり使用)と、当ソフトで半分にした画像を用意しました。
左は真紅やルイージも縦長に半分になってますが、右は原寸を保っています。
イメージとしては、例えば箱に適当なモデルを配置します。その箱を両脇から潰していくと(箱はスライドしながら小さくなっていくものとします)、配置されたモデルはどんどん中央に寄っていく、という感じです。
まぁ、文で説明しても伝わらないと思うので、ソフトにはアニメーション機能も付いているのでそれで確かめるとどんな感じに画像が縮小していくのかがわかります。
一度、動画だけでも見てみると良くわかります。本当は動画を撮ろうとしましたがまったくアニメーション部分が撮影されていなかったので断念。ちなみにLinux版もあります。
『Liquid Resize』の配布元はこちら↓
http://www.thegedanken.com/

WinOSi

8月 31st, 2007

ウィンオシとも読めるな。多分違うだろうけど。

『WinOSi』は、光線のシミュレーションを正確に行ってくれるレンダラだそうです。シェアではMaxwellがありますが、こちらはオープンソースのフリーです。
このソフトもご多分に漏れずファイル形式が独特なので結構面倒なのですが、WinOSi用にファイルを吐き出してくれる『VModel』というのが同サイトにあるので今回はそちらも利用してメタセコから持っていく方法を紹介します。
(色々調べたがわからない、しかし、どうしても使いたいという方はお試し下さい)
・メタセコでモデルを作る
・ライトウェーブ形式(lwo)で保存(左右を反転にチェック入れないと逆になります)
・VModelのImportからlwoファイルを読み込み
・VModelでカメラを設定
・VMDで保存
これでようやくVMDファイルが作れたのですが、これではまだWinOSiに持っていっても「ライトが無いよ」と言われてレンダリング出来ません。
そこで、作ったVMDファイルをテキストで開いてここからは自分でマテリアルの設定を書きます。
ライトの設定などはサンプルを参考にしてEmissonを定義する等して色々弄ります。
他のマテリアルの部分も全て色設定しかされていないので材質を設定する場合は自前で屈折率なりを書きます。
テクスチャもこの時あわせて書きます。これもサンプルにあるので参考に。
以上でレンダリング出来る準備が出来ました。気になる場合は一度VModelで確かめる事も出来ます。
後はWinOSiでレンダリングするのですが、どうもうちの環境では暫くレンダしてると勝手に落ちてしまうのであまり綺麗になりませんでした。(原因不明)
こんな感じでメタセコからWinOSiに持っていけるのですが、VModelにobjファイルで持っていくと異常終了したり上手く読み込んでくれず、dxfだと読み込めはするのですがマテリアル設定が無くなってしまうので、今のところライトウェーブ形式がよい感じがします。
光線のシミュレーションが正確らしいので色々試してみると面白そうです。途中で落ちなければ一番いいんですけど。
『WinOSi』の配布元はこちら↓
http://www.winosi.onlinehome.de/