ヴュー

4月 22nd, 2009

景観ソフトと言えばアレですが……。

『Vue』は3Dの景観シーンを作成するソフトです。
フリーでは「Terragen」が有名ですが、こちらはシェアウェアで、一番高いxStream版は228,900円します。
発売元のイーフロンティアでは、最新版のVue7の体験版がダウンロード出来るので、今回はそちらを使用しました。
尚、ダウンロードするには簡単なアンケートに答えないといけないのでまじめに答えます(個人情報の類は無し。メアドくらい)。
ダウンロード出来る無償学習版という名の体験版(以下:PLE)の制限事項は以下の通りです。
* Vue 7 PLEはその用途を個人使用に限定し、商用利用することはできません
* 他のPLE環境と、データのやりとりをすることはできません
* Vue 7 PLEで作成したファイルは、他のVue製品との互換性がありません
* レンダリング解像度の制限はありませんが、レンダリングイメージには透かしと製品ロゴが入ります
* レンダリング解像度が800×600以下のイメージは、Vue 7 PLEインストール後30日間は透かしなしでレンダリング可能です
レンダリング時に透かしは入りますが、オブジェクトのインポート、エクスポートも出来るのでPLEと言えど中々遊べます。
Vueの機能を今更説明するのもあれなので、詳しい機能については専門サイトに譲りますが、今回初めてVueを触った感想をお話します。
まず、マップのオブジェクトの基本形(山とか雲とか)を適当に並べてレンダリングするだけでもそれなりの景色が作れるところがTerragenと違い、感覚的に触れていい感じです。
植物(森とか)の置き方が良くわからなかったので、今回は謎の植物を一本生やしただけですが、植物のなびき方を風?を当てて変えれるところがすごい新鮮でした。
残念なところとしては、文字やUIのアイコンがすごく小さいのでその辺はもう少しどうにかならんもんかと感じました。
イーフロンティアはPoserの無料配布等、国内での3Dソフト啓蒙に力を入れているだけではなく、国内で頑張っている数少ない3Dソフトを製造、販売している(Shadeとか)会社なのでこれからも頑張って欲しいところです。
詳細データはこちら↓
【ソフト名】Vue
【作者名】efrontier
【価格】xStream版:228,900円(標準価格)
【ファイルサイズ】363,056,300 Bytes(Win版)
【インストーラ】有
【対応OS】Windows、Mac
【配布先】http://content.e-frontier.co.jp
【備考】

フォトグラフパズルメーカー

4月 2nd, 2009

昔キネティックコネクションというゲームがあってだな……。
パズルはこちら
『Photograph Puzzle Maker』は、アップロードした画像をFLASHのパズルに変換してくれるブラウザサービスです。
使い方は簡単。
パズルにしたい画像を選択し、画面中央のパズルのピースのどれかをクリックすればO.K.。
クリックするピースの大きさが、そのままパズルのピースの大きさになります。
完成するとFLASHのパズルが表示され、更にソースも表示されるので自分のサイトにFLASHパズルを設置する事が可能です。
ただし、自サイトに設置すると読み込みが遅く、動作もカクついて重たいです(向こうのサーバからファイルをDLしてるせい?)。
実際のパズルは、合わさるピース同士を大体の距離に近づけると自動的にくっつき、シームレスになるのでパズル自体はストレス無く遊べます。
今回作成したパズルは一番小さいピースでかつ変化に乏しい海の写真です。暇人はどうぞ。
キネティックコネクションのように動画のパズルを作る事は出来ませんが、簡単にパズルが作れるので面白いです。
ちなみにキネティックコネクションとは昔、ソニーがMSX(以下略)
詳細データはこちら↓
【サイト名】Photograph Puzzle Maker
【作者名】flash-gear.com
【サイトURL】http://www.flash-gear.com/
【備考】右の「puzzle」を選び、中央のFLASHに表示される「countinue」ボタンを押すと該当ページに移動します。

メイクヒューマン

3月 29th, 2009

フリーのPoserみたいな。
『Makehuman』は、オープンソースの人体モデリング生成ツールです。
感覚的には「オブリビオン」というゲームのキャラメイクに近い感じです。
体の部位毎に事細かに調整出来、全てを弄るのは結構大変ですが、大まかに体の大きさや筋肉の付き具合を弄るだけでも色々遊べます。
大まかに弄れる部分は以下の通りです。
調整は、X-Y座標上の点を移動させる事で行うことが出来ます。
・AGE/SEX
上に行く程「男性的」、右に行く程「年寄り」(肉が垂れてくる)
・BODY MASS
上に行く程「筋肉質」、右に行く程「太ってくる」
・BREAST
上に行く程「胸が丸くなる」、右に行く程「胸が大きくなる」
・BODY SHAPE
上に行く程「身長が高くなる」、右に行く程「腹や尻が出る」(引き締まり度?)
上記はあくまでも体全体のパラメータであり、他のパーツ(指一本まで)は個別に調整する事が出来ます。
加えて、ボーンが入っているので自分でポーズをつける事が出来、それをobj形式で出力する事も可能です。
Makehuman上でレンダリングする事も可能ですが、レンダリングには「Aqsis」、「Pixie」、「Povray」が必要になります。
今回はobjで出力し、メタセコに持ってきてWarabiでレンダリングしました。
オープンソースでここまで弄れるソフトも珍しいのでお勧め。しかし、若干動作がモタつくのはこれからの改善点か。
詳細データはこちら↓
【ソフト名】Makehuman
【作者名】MHteam
【価格】フリー
【ファイルサイズ】30,017,194 Bytes
【インストーラ】有
【対応OS】Windows、Mac、Linux
【配布先】http://www.makehuman.org/
【備考】